2011/12/18

A look back at 2011...in films

タイトルの通り、そろそろ今年(劇場で)観た(新作)映画を振り返ってみようかと。

手元にある映画の半券に基づいてちょびっとずつ書いていくつもりです。
上半期のはDVD・BD発売/レンタルされてるものばかりだと思うのでTSUTAYA・HMVさんご利用される際にちょこっとでも参考になれば!

あ、ネタバレは基本しない方向で行きます。


グリーン・ホーネット(原題:The Green Hornet)
いやあ・・・ガッカリ!駄作!(泣)
主演のSeth Rogenは私が大っ好きなコメディ俳優(兼脚本家)の一人で、彼が出演・脚本を手掛けた作品は大抵楽しめるのでこれもかなり期待してたんですよね。
「Sethがヒーローもの?面白いかも!」と思ったし、しかも監督Michel Gondry(「エターナル・サンシャイン」の監督。これまた名作です。)って組み合わせは意外すぎて一体どんな凄いことになってるかと思いきや・・・うん・・・
多分良いミックスじゃないんだよな。Seth×superheroモノ×Gondryって。
それぞれの良さが全然活きてないんだもん。残念です。続編とかはやめてね。(多分ないと思うけど・・・)

ソーシャルネットワーク(原題:The Social Network)
(劇場で観たのは今年だったから一応記録としてここに書きますが・・・
運よく昨年うちの大学でやった試写会で観れて、2010年のMyベスト映画に入れてたんですよね。
なので一応自分の中では2011年映画としてカウントできない部分が。)

脚色はもちろんあるんだろうけど(原作本はZuckerberg非公認・「事実とは異なる」って言ってる)、自分が何年も使ってきたSNSの誕生秘話がこんなものだとは夢にも思わなかった!
そしてそれを極限に面白い映画にできたのはAron Sorkinの脚本と、Fincherの監督としての手腕故ですね。
素晴らしいの一言。映画を「観てる」というより「体験してる」っていう表現が合う作品だと思う。

Zuckerbergは何を考えていたんだろう?何を感じていたんだろう?って私には最後までずっと謎だったんですよね。
観客として多分感情移入したり共感できるキャラっていうのはAndrew Garfield演じるEduardoだと思うんですよ。
Jesse Eisenberg扮するZuckerbergは主役なのに好感を持てない(少なくとも私は)描かれ方をしてる上に、結構掴みにくい人物像で。
何が彼を突き動かしていたんだろう?(Like, what truly drove him to do the things he did? Was it really his intention to betray his best friend? Or perhaps he hadn't even considered Eduardo to be  his best friend? )って、ヒントは所々散りばめられているんだろうし、最後のシーンもそれこそ鍵になっているんだろうけど明確な答えは無いし、まぁ脚本書いてるSorkinも原作の作者もZuckerberg本人ではないから憶測しかできない。
憶測しかできなくても、「Zuckerbergはこうこうこう言う理由でこの行動に出たんだよ!」って
わかりやすい結論を映画の中で勝手に出すことはできたわけじゃないですか。
ハッキリした動機みたいなのがあった方がすっきりするって人もきっと居るだろうし。
でもそこはいくつかの可能性を提示するまでに留まって、あとは観た人それぞれの想像に任せてくれた気がするんですよね。
Zuckerberg目線で語られてないからこその「何故彼は・・・?」みたいなモヤモヤ、最初観たときは正直あったけどそれもこの作品の良さの一つなのかなって気がします。

冒頭のMarkとEricaの会話から一気に引き込まれるもんね。
そしてそのEricaを演じてる女優Rooney MaraはFincher監督最新作「The Girl With the Dragon Tattoo」のヒロインに抜擢されてるので要チェックです。ソーシャルの時とはかなり変わり果てた(?)姿でですが。笑

ウォール・ストリート(原題:Wall Street: Money Never Sleeps)
うーーん。私Oliver Stone(※監督)大っ嫌いなんですよ。
私の敬愛するTarantinoの脚本をめっためたにして「Natural Born Killers」をあんなdespicable piece of crapにしてしまったという、まあQTヲタ故の恨みがあるからなんですが・・・
それはさておき。これ、ぶっちゃけあんま印象に残ってない1作です。笑
別に凄いつまらなかった記憶もないんですが・・・
なんか無難な感じだったよね。20年以上前の作品の続編わざわざ作るからにはもっとこう、grippingでedgyなストーリーにできなかったんだろうか。
あとCarey Mulligan本当好きになれん。まじで可愛くない・・・
でもShiaたん出てたからいいや。好きだよShia愛してるよShia(*´д`*)
以上。笑
厨二病の君がスキダー

RED (原題:RED)
単純にすっごい楽しめた!!!!!
高齢・ベテラン俳優勢が「まだまだ若いもんには負けてらんないぜ!」と言わんばかりに大暴れ&kicking some major assしてくれちゃってます。
Helen Mirrenみたいな熟女かっけーー目指してえーーって思いました(^ω^)
Malkovichは相変わらずぶっ飛んだ役で笑わせてくれます。
何も考えずに楽しめるアクション/コメディ観たい人にはオススメ。

ヒアアフター(原題:Hereafter)
Eastwoodがこういう超常現象モノ(?)ってすごい珍しいなーと少し驚きました。
少年、男(Matt Damon)、女が「死」と向き合わざるを得なくなり、それぞれ冷静に受け止めたり、逃げようとしたり、他人に伝えようとして苦悩したり・・・
3人のストーリーは違う所で展開していくんだけど、徐々に徐々に繋がっていく様に無理やり感は感じられず、上手くできてたなと私は思います。
テーマは「死」だけど、他のEastwood作品より見易いかと。
ネタばれはしませんが、少なくとも「Gran Torino」や「Changeling」のような観終わったあとの何とも言えない絶望感はないよ。
(あ、ちなみにGran Torino傑作だと思ってますけどね。そうしょっちゅう観る気分にはなれないというか。見終ったあと10分くらい泣きじゃくってたしかなり引きずっちゃったのでね・・・。映画の力ってスゴイネー)

でも冒頭の津波のシーンは本当にリアルだったし恐ろしかった。自然災害を前にしたら人間って本当に何もできないんだなって観てて思ったの覚えてる。それが2月末。
ので、震災直後に公開中止になってしまったのもわかるかな、と・・・


今日はここまで。

うわー1つ1つ手短にするつもりだったんだけど、このペースじゃ途中で燃え尽きてしまう・・・
一言コメントとかできないんだよもう。
やっぱりworst/bestのリスト作ってあとは省略した方が良かったかなあ・・・

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